火、風、水、大地 - 北海道・道東にて

10月初旬、北海道・道東を訪れました。
阿寒摩周国立公園を中心とするこの地域には、今もなお火山活動を続ける雌阿寒岳や硫黄山(アトサヌプリ)、そして阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖という3つの湖があり、広大な森がその周囲に広がっています。
火、風、水、大地。
地球の根源的なエレメントに触れることは、私たち人間の内側に眠っている感覚を呼び覚ますことでもあるのだと感じました。
阿寒のボッケでは地下から湧き上がる地球の鼓動とその強いエネルギー感じ、アトサヌプリでは絶え間なく噴き上がる火山の息吹に触れる。
摩周岳へと続く稜線では全身で風を受け止め、澄みきった水を前に静かに祈り、屈斜路湖では朝の光に輝く湖面を前に静けさに身を委ねる。
大自然は刻々とその姿や色を変え、雨や陽光が風景を一変させる。時にはシカやタンチョウヅルなど動物たちとの思いがけない出会いもあり、まるで地球そのものが生きていることを語りかけてくるようでした。
それは、外側から新しい力を与えられることではなく、長い間忘れていた自分自身の奥深くにある記憶が、静かに蘇ってくるような体験でした。
雄大な自然の中に身を置くことで、自分はこの大きな地球のほんの一部分であり、同時にその一員として生きているのだということを実感しました。
そこには、言葉にできないほどの感謝と、どこか懐かしい感覚もありました。
地球のエレメントに触れ、内なる感覚が目覚めていく。
この大きな自然の中で感じたことを、今度は皆さんとともに分かち合えたら。
そんな思いから、2027年に向けて新たなリトリートを計画しています。


